2024年度 渉外・研修委員会 事業計画
担当委員長 池田 成輝
<基本方針>
2024年度の会長方針は「共創」と「強さ」を合わせ「強創(きょうそう)」となりました。会員数減少の一途をたどる現在、少人数であるからこそ、つながりを強固にアップデートした新たな価値を創造する必要があると考えます。そのために、委員会の枠組みを越えて多くの意見を取り入れ、お互いのポテンシャルを発揮できるような事業を計画立案してまいります。また、外部や他分野との積極的な連携により、新たな情報・技術を取り入れると共に関係性を構築してまいります。
我々が拠点とする長岡市は機械金属加工の技術力が高く、国内有数の産業集積都市と言われております。その中心となるのが鉄工業であり、素晴らしい技術で作られた製品が全国各地へ、世界へと絶えず提供されています。そのことから長岡市は“ものづくりの町”であると感じております。
昨今の製造業は人手不足を課題とした中で人工知能の活用や製造工程の自動化への流れが強くなっております。しかしながら、ものづくりに必要な創造性や柔軟な思考が機械に置き換わるのは時期尚早であると考えます。現代の子供たちはデジタル世代と言われており、ゲーム機などからも創造性や問題解決力、プログラミングを学べる時代です。その一方で、私たちが幼少期に体験してきた工作などからは遠のいているように感じます。時代に沿った学びも大切ですが、ものづくりの原点である工作を忘れずにいて欲しい。そんな思いから、今年度の渉外・研修委員会は市内の児童向けに様々なものづくり体験イベントを計画しております。ものづくりに必要な創造力や完成した際の達成感を体験すること。そして何より、ものづくりの楽しさを体験することで、少しでも多くの児童が将来、ものづくりに携わる職業を選択してくれたら大変嬉しく思います。
<事業計画>
- 蒼柴神社参道整備 (5月、10月)
長岡で歴史のある蒼柴神社の参道を整備することで、その歴史を体感するとともに、長岡市の他団体である長岡蒼柴ライオンズクラブけやき支部様、長岡大学レオクラブ様との交流を深める機会とします。 - セミナー (6月)
国内でデジタル推進の流れが強まるなかで昨今の話題として上がる“生成AI”についての知見を深めるべく、セミナーを開催します。本事業は総務委員会との合同事業を予定しております。 - 福祉施設イベント(8月)
児童福祉施設向けに、ものづくり体験イベントを計画します。 - ものづくりワークショップ(9月)
市内の小学校向けに、ものづくり体験イベントに出展を予定しております。 - 研修旅行 (10月)
訪問先の技術や取り組みを学ぶことで知見を広げ、会員各々の成長と自社への発展に繋がるような研修旅行を企画します。また、会員同士の親睦を深める楽しい研修旅行になるよう、心掛けてまいります。 - ものづくりフェア(2月)
市内のものづくりフェアに出展を予定しております。
<担当委員>
【委員長】 | 池田 成輝 | 株式会社 池田機工 |
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【副委員長】 | 田中 祐樹 | 株式会社 トーエイ |
水落 正樹 | 株式会社 丸菱電子 | |
【委員】 | 荒川 大樹 | 株式会社 シマキュウ |
橋本 直輝 | 飛鳥運輸 株式会社 |